I've been warped by the rain
雨で遠回りしたり
Driven by the snow
雪に追い立てられたりさ
I'm drunk and dirty, don't ya know
俺は汚ねえ酔っ払いさ、見りゃ分かるだろ
And I'm still willin'
でもまだやる気はあるぜ
Out on the road late at night
昨日の深夜に走ってたらさ
Seen my pretty Alice
俺の可愛いアリスが見えちまった
In every head light
ヘッドライトが近づく度にな
Alice, Dallas Alice
アリス…ダラスのアリス
I've been from Tuscon to Tucumcari
トゥーソンからトゥーカムキャリへ
Tehachapi to Tonapah
テハチャピからトナパーへ
Driven every kind of rig that's ever been made
あらゆる型式のトラックに乗ってきたさ
Driven the back roads so I wouldn't get weighed
裏道走って積載量られないようしてな
And if you give me weed, whites, and wine
もしあんたが葉っぱと粉と酒をくれて
And you show me a sign
その気の素振り見せてくれりゃ
I'll be willin', to be movin'
運んでやってもいいぜ
I've been kicked by the wind
風に蹴飛ばされ
Robbed by the sleet
霰に襲われて
Had my head stoved in
頭カチ割られても
But I'm still on my feet
まだ自分の足で立ってるぜ
And I'm still... willin'
それにまだやる気もあるしな
Now I smuggled some smokes
タバコを幾らか運んできたぜ
And folks from Mexico
メキシコ人の連中もな
Baked by the sun
日に焦がされながらよ
Every time I go to Mexico
メキシコ行くといつもそうさ
And I'm still...
でもまだ…
I've been from Tuscon to Tucumcari
トゥーソンからトゥーカムキャリへ
Tehachapi to Tonapah
テハチャピからトナパーへ
Driven every kind of rig that's ever been made
あらゆる型式のトラックに乗ってきたさ
Driven the back roads so I wouldn't get weighed
裏道走って積載を量られないようしてな
And if you give me weed, whites, and wine
もしあんたが葉っぱと粉と酒をくれて
And you show me a sign
その気の素振り見せてくれりゃ
I'll be willin', to be movin'
運んでやってもいいぜ
"Willin'" Little Feat
こんにちは。asadenと言います。
返信削除読んでいて違和感があった場所を2ヶ所ほど。
1)
>And I'm still willin'
>でもまだやる気はあるぜ
willingを、積極的な意思で訳すように学校では習いましたが、実はそちらは限定的な用法で、「やってもかまわないよ、頼まれればやるよ、~することもいとわない」という意味合いの方が、この語には強いです。
小さな点ですが、ここを「バリバリやるぞ」的に訳すか、「まあ頼まれれば断れないし、やってあげても良いよ」的に訳すかで、全体の色合いが変わってくると思います。あくまで個人的な感ですが「やる気」という訳語には、若干の違和感を感じました。
2)
>Driven the back roads so I wouldn't get weighed
>裏道走って積載を量られないようしてな
そもそもヤバイ物を運んでいるのだから、積載量以前に、検問にあう時点でNGです。
積載チェックをそこまで恐れる理由が無いと思います。
また、文中のsoは、前文の結果として、so~ 以降の後ろの文の説明をするものなので、「A so B」を「BのためにAをした」と訳すのは間違いだと思います。「Aをした、その結果Bになった」が正しいと思います。
で、個人的な考えですが、この部分の訳は
>裏道走ってばかり おかげでずっと痩せっぽち(太る余裕も無かった)
という意味だと思います。wouldは習慣や慣習の結果を表し、getは純粋に「得る」の意味、あるいは、I wouldn't weigh (太らなかった)では語呂が悪いために、リズムのために間に挟まれたのではないかな?と思います。
何かの参考になりましたら。
Jazzflowerです。
返信削除で、全体が隠喩になってる。
Driven by the snowのSnowはDrug。
裏道=ヤバイ道、で太れない。**;Smokeもタバコじゃないでしょうね^^;。
> asadenさん
返信削除コメントありがとうございます。大変参考になります。
1."willing"のニュアンス
仰る通りで、サビのシメでは「やってもいいぜ」という訳にしてるんですが、"still willing"と言われるとなんとなく「それでもやる気あるぜ」のほうが座りが良くて、そっちにしてしまいました。
あと、この歌には女性を口説いてる情景を感じるので、性的な意味での"willing"も含んでいるかなぁ、と。サビの"show me a sign"は「合図を見せる」みたいに書きましたが、「その気の素振りを見せる」の含みがあるように思います。ハッパや酒をくれて、ヤラせてくれるんならトラックで連れてってやってもいいぜっていう。
2. "get weighed"
この部分、ちょっと眼からウロコかも。
"Driven the back roads, so I wouldn't get weighed"
と、区切った読み方ですね。私は、
"Driven the back roads so (that) I wouldn't get weighed"
と読んだんです。違うかな?
あと、"get weighed"はやはり「重さを計る」ではないかと思います。こういうときグーグル画像検索を使ってみたりするんですが、"get weighed"だと秤の上に乗った動物の画像が沢山出て来ます。
"get weight"なら明確に「太る」ですよね。
アメリカを走っていると密輸やオ−バーウエイトをチェックする目的にのウエイト・ステーションという検問所が有ってトラックは良く長い列を作ってチェックを待ってます.ここは素直にその検問所で調べられたくないと訳すのが妥当だと思います。
削除麻田さん
削除解説ありがとうございます。仰るような場面を映画で見た記憶があって、「積荷の重量を量る」と訳したんですが、「積荷を調べられる」の含みには思い至りませんでした。大変参考になります。
> jazzflowerさん
返信削除そういえば、ネットのどこかでそういう訳を見たことがあります…それって、有名な話なんでしょうか?
YouTubeやSongMeaningsのコメントを結構参考にしてるんですが、今のところそういう指摘を見ていないので、普通にろくでなしのトラック野郎の歌と解釈しています。メタファーについての出典があれば是非知りたいです。
いずれにせよ、コメントありがとうございました。励みになります。
すごい!!ただただ感動しました!!!
返信削除初めまして「英語負け組」なのに洋楽ロックの訳詞ブログを最近始めた”ゆるすけ”と申します。
返信削除ウィリンの訳詞で検索したら色々出てきた中でこちらのサイトが一番しっくりきたので参考にさせていただきました。
英語独特の隠喩表現とかってホント難しいです。
色々とご指導頂けるとうれしいです。
こちらのリンク張らせていただきます。
私のブログです。
https://mousourock.com/